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続・麻婆豆腐の迷宮に迷い込んだ

以前にこんな記事を書きました。→麻婆豆腐の迷宮に迷い込んだ

この時は結局迷宮を彷徨ったままだったんですが、今年になって、急に、この迷宮を脱出できました。今年の3月頃までは、砂糖で甘みを足したりしてそれっぽい味に仕上げてたんですが、ずっと「なんか違う……」という思いを抱えたままでした。

それが急に開眼したのは、今年の3月に古くからの友人たちを自宅に招いて麻婆豆腐をふるまった時です。ひとりがこう言いました。「大場さんの麻婆豆腐は昔と変わった」。本人は、本格的な味へのこだわりをなくして日和ったみたいな雰囲気で言ってたんですが、その言葉を受けて、「あれ? 俺の元々の麻婆豆腐ってなんだっけ?」と考えるようになったのが迷宮脱出のきっかけになりました。なんも意識してないだろうけど、マジ友人Kありがとう。

その後に、麻婆豆腐を週2~3回食べてた頃のレシピを意識して作ってみたんです。余計なものをいれずに、基本に忠実なレシピで。そしたらですね、びっくりするくらい昔の通りの、自分の大好きだった麻婆豆腐の味になったんです。そこで気が付いたんです。自分の麻婆豆腐を美味しくしていなかった原因が……。それは、単純に「甜麺醤を入れすぎたた」だけだったのです。甜麺醤入れすぎると、味がすっきりとしない、もさっとした味になるんですよね。

それではなぜ、甜麺醤を入れすぎてしまうようになっていったのか、あくまで想像でしかないんですが、経緯を考えてみたいと思います。

元々、「調味料は目分量で入れるのがカッコイイ」「大匙小匙なんて使うのは素人」みたいな価値観が若い頃にあって、調味料は目分量で料理をしていたのですが、過去、甜麺醤の量は「豚ひき肉300gに対して、ティースプーンでもりっとすくって3杯入れる」みたいな感じでした。1杯は結構もりっとすくってたので、これが結構多いイメージでした。その後、ニコニコ動画に料理動画を投稿するようになって、料理の活動が広がっていく中で、レシピを作ることを意識するようになってました。ティースプーン1杯=大匙1、みたいな脳内変換がされてったと思うんですよね。この時にちゃんと計量スプーンを買って、実際に使ってみたりしてたら、こりゃ多すぎるってことに気が付いてたと思うんですけど、まぁそんなことしませんでしたね。アホだったので……大匙1って相当多いぞマジで。

という訳で、豚ひき肉100gに対してだいたい小匙1弱くらいの量を入れると、自分の理想の麻婆豆腐の味になりました。もし、この記事を読んでくれているあなたも自分の作る麻婆豆腐の味が「味がすっきりとしない、もさっとした味」と感じているなら、それはもしかしたら私と同じように甜麺醤を入れすぎているかもしれません。その時は、ぜひ甜麺醤を少なくしてみるのを試してみてください。私はこの甜麺醤入れすぎという事実に気が付いてから、ほぼ100%美味しい麻婆豆腐が作れてます。

とりあえず最近作ってる麻婆豆腐のベースレシピを書いておきますね。

麻婆豆腐ベースレシピ(1人前)
・豚ひき肉 100g
・豆腐 半丁(1丁でも可)
・ネギみじん切り(適量、大匙1くらい? あるいは好きなだけ入れろ)
・ニンニクみじん切り(小匙1くらい、好きなら好きなだけ入れろ)
・水 150cc?(計測してないからここちょっと不安)
・醤油 小匙1
・鶏がらスープの素 大匙1(ユウキ食品のを使ってます)
・水溶き片栗粉 適量(好きなとろみになるまで入れろ)
・花山椒ホール 適量(粉よりホールの方が絶対上手い、好きなやつはしびれるまで入れろ)
※各分量は多少ぶれてもOK

最近は麻婆豆腐にスライスチーズとかとろけるチーズとかを入れるのにハマってるんですが、それはまた別の記事で。
あなたがよき麻婆豆腐ライフを送れますよう、祈っております。

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