きれいなチンジャオロースの制作過程を解説していきます


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「きれいな麻婆豆腐」を思いついた時、連鎖的に他の中華料理も思いついて、これも絶対やろうと思ったのがチンジャオロースです。チンジャオロースは、豚肉、ピーマン、タケノコを使う全て細切りにする料理です。使う材料の大きさを揃える、という発想は料理の基本的な考え方のひとつなんですが、チンジャオロースはその代表的な料理です。なので、細切りにした材料を、縦の長さを全部揃えて、横長の角皿にきれいに並べたらキチガイじみてて面白いだろうなと。

そんな感じ作ったのがこの「きれいなチンジャオロース」でした。


麻婆豆腐は当たったけど、こっちはまぁ1000RTくらいかなーと思ってたんですが、おかげさまで2500RTくらいまでいって、更に麻婆豆腐まで伸びたりといい感じでした。

麻婆豆腐はそこまで時間掛からなかったんですが、チンジャオロースの場合は縦の長さを全部きれいに揃えたり、皿にきれいに並べたりするところでかなり神経使ったので、作るのに2時間くらい掛かりました。今回はその課程を紹介します。前回の麻婆豆腐の時は制作過程をちゃんと写真撮らなかったのがちょっと勿体なかったなと思ったので、今回は撮影しながら作りました。という訳で制作過程を解説していきます。

細切り水煮タケノコの選別作業

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タケノコは、一本一本長さを比較して、一定以上の長さの細切りタケノコを選別していきます。やり始めてから前屈みの中腰体制がかなりつらく、あぁこれやばいなとか思いながら作業してました。それにしても普段はざーっと使うだけであんまり意識してなかったですが、結構長さとか形にばらつきあるんですね。

次にタケノコの長さを揃えるために、切り落とします。
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美しく揃いました。

ピーマンの細切り作業

ピーマンは、写真のように天地を落とします。
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中の綿の部分もきれいに取り除きます。
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そしたらきりに細切りにしていきます。
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これは普通のチンジャオロースでもやる作業ですね。普段よりも数倍丁寧にやってる感じです。

彩りのための赤ピーマンも、同じようにしてます。
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薄切りロース肉の細切り作業

スーパーで買ってきた薄切りロース肉、しゃぶしゃぶ用よりちょっと厚めの生姜焼き用みたいなやつですね。
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こいつを包丁を引くようにして切って、細切りにしてきます。無駄な脂身はこの時点で取り除いておきました。
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これも通常のチンジャオロースの作業工程です。切る時に結構肉の形が崩れてしまってひやひやしました。チンジャオロースの細切り肉は、普通は下味をつけて片栗粉をまぶして油通しする工程があるのですが、今回はそれやると時間的にも厳しいし、焼いた後の細切り肉の形が崩れてしまう心配があったので、はぶきました。今思えばやっても大丈夫だったかなーと思ってます。

材料を炒める作業

チンジャオロースは通常は全ての材料を油通ししてから味付けするのですが、形が崩れるのが怖いので、材料ひとつずつ炒めることにしました。こんな感じです。
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炒めた材料は、個別で小皿により分けました。後々のきれいに皿に並べる作業をやりやすくするためです。左がタケノコ、中央上が赤ピーマン、中央下が緑ピーマン、右が豚ロース肉です。

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チンジャオロースの餡作り

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これは、チンジャオロースの味を決める餡作りです。餡を作るのは、材料を並べる前に皿に流し込み、餡を下地にしてその上に細切りの材料をきれいに並べるようにしてくためです。材料は、お湯、ショウガ、オイスターソース、酒です。これだけで十分チンジャオロースっぽい味になります。これに水溶き片栗粉でとろみをつけて、角皿に流し込みました。

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細切りの材料の長さを切りそろえる

皿に餡も流し込んだので、次は細切りの材料の縦の長さを切りそろえるターンです。これをどうやるか、当日考えたのが、まずまな板の上にきれいに並べてから、定規を使って切る方法でした。これはツイッターにも投稿した写真ですね。
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材料を並べて、定規で上から押さえて、はみ出たところを包丁で切りました。下手するときれいに並べた材料がガタガタになってしまうので、妻にも協力して押さえてもらって、なんとか切りそろえられました。
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ここの作業が一番神経使いましたね。今思えばもうちょっと上手い切りそろえ方あったんじゃないかと思います。

皿にきれいに並べる

長さを切りそろえた材料を、ちょっとずつ皿の上に並べている光景です。
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この作業も結構やばかったです。手元がぷるぷるしながら、ずれないように慎重に作業しました。ここで失敗すると、皿に流し込んだ餡が汚くなってしまってともて「きれいな」なんて言えない見た目になってしまい最初からやり直しです。ひとつひとつ並べていき、材料が微妙にずれたら微調整し、作業を進めていきました。緊張しまくりな作業で、並べ終わった時には汗だくになってました。

そんな感じで作業時間トータル2時間くらい掛かって完成したのがこの「きれいなチンジャオロース」でした。実は撮影にも30分くらい掛かってしまって、最終的には皿に敷いた餡の表面がかなり乾燥が進んでてやべぇやべぇと焦りまくりながら撮影してました。今回は特にきれいに撮影したかったので、部屋の照明じゃなく、押し入れにしまいこんでた500Wのデイライトの照明とか一脚とか三脚とか持ち出して、本格的な簡易撮影スタジオも作って撮影しました。


「きれいなチンジャオロース」はこんな感じの非常に骨が折れる制作過程でした。こんな作業はもう二度としないぞとか思いつつ、中華料理で別のネタも考えてる最中です。もっとミニマルで平面的で「これやるのかw アホかwww」と思われるようなインパクトの高い盛り付け写真を今後も考えていきたいですね。